前回に続いて健康診断のお話です。
そもそも、健診で「異常なし」と判定される人の割合はどの程度なのでしょうか。
厚生労働省の統計を確認したところ、
国内の健康診断受診者のうち、有所見者(「異常なし」以外の判定項目のある人)の割合は58.9%と
過半数の人が何かしらの項目で対策が必要な状況です。
よって、診断結果が「異常なし」に越したことはないのですが、
もし何らかのよくない数値や結果が出ても、
多数派の一員として、粛々となすべきことをなす。という行動が正解のように感じます。
ということで、健康診断に向き合う態度としては、
1.定期診断を確実に受診した上で、
2.今回の結果を動じず冷静に受けとめ、
3.次回の数値改善に向けて、精密検査の受診や生活習慣改善といった対策を一歩づつしっかり実施していく
ことが重要なのだと感じました。
参考:厚生労働省 定期健康診断結果報告
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/127-1.html