前回に続き、健康経営優良法人に取り組む企業数のお話です。
実際にどれくらいの企業が認定を取得しているのでしょうか。
　                    
確認してみますと、2022年の認定法人数は        
大企業法人　：2,299社　 (昨年比128％)        
中小企業法人：12,255社  (昨年比154％）        
となっており、さらに認定制度が開始した2017年度と比較すると
大企業法人部門で9.8倍、中小企業法人部門で38倍と認定社数が急伸している状況です。　　
　                    
こうしてみてみると、社会全体において        
・健康経営の必要性        
・健康経営優良法人認定制度に対する認知度    
といったものが高まってきていることを実感できます。
　                    
なお、国内における大企業法人数は約1万社、中小企業法人数は約160万社とされているため、現状、
・大企業法人の約２２％            
・中小企業法人の約0.８%            
が認定されているということになります。    
　                    
大企業においては参画法人が主流となりつつあり、
中小企業法人でも未だ一般的ではないものの、申請・認定数ともに急速に増加していて、
今後は「企業が健康経営へ取り組むこと」が当たり前の社会になってくるのではと感じています。